mosunetuzumab、CAR-T療法後でも奏功 (維持療法中)

mosunetuzumabは、二重特異性抗体によるがん免疫療法剤(BiTE抗体)
B細胞上に発現するCD20とT細胞表面のCD3に結合し、がん細胞にT細胞を誘導して攻撃させるもの。

18年のASHでも発表があったが、昨年のASHでの報告についても、複数の評価がなされている。(Lancet

発表データはⅠ/Ⅰb相治験だが、270名もの患者で、殆どがR/R-DLBCLでt-FLも含まれる。前治療歴中央値は3で最大は14。中にはCAR-T療法を受けた患者が30名(22名がCAR-Tに奏功なし)。
参考値だが、アグレッシブNHLではORR37.1%、CR19.4%、インドレントNHLではORR62.7%、CR43.3%。

ここまででは"Not a home run"との辛口のレビューもある。

他のレビューでは、このうちCAR-T療法治療歴患者のORRが38.9%、CRも22.2%と奏功したこと(毒性の面でも)を評価したものもある。良くても悪くてもレビューが多いは注目されているということ。

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新型コロナウイルス肺炎、初の日本人患者が武漢の中国人から感染したのは2週間も前らしい。そうすると話が違ってくる。

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umbralisib、FDA申請へ (維持療法中)

TG Therapeuticsは、umbralisib (TGR-1202) について再発MZL、FL対象に新薬承認申請(New Drug Application :NDA)の本年前半に向けて準備を始めたとアナウンス

 MZLでFDAの'breakthrough therapy'指定を許可されていた

umbralisibは、PI3K-δ阻害薬だと思っていたが、同社のHPには、PI3K-δ と CK1-εの二重阻害薬と書いてあった。CK1-εは、セリンスレオニンタンパク質キナーゼの一つだが、これを阻害することによるリンパ腫への作用機序はよく分からない。(がん細胞一般では説明がある)

同社の抗CD20抗体Ublituximab (TG-1101) と併用するレジメンを"U2"と称している。

TG Therapeuticsのパートナーはアジアではインド、中国のみで日本の会社の名前はない。

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天気は悪いし、感染は怖いし・・・、活動が鈍る。中国の病院内の阿鼻叫喚の映像にはゾッとする。
ビリー・アイリッシュ受賞。"bad guy"  18の小娘が書いた詞とは思えない。

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日本でもR2 審議入り   (維持療法中)

厚労省は1/29に、薬食審・医薬品第二部会を開催し
レブラミドカプセル2.5mg、同カプセル5mg(レナリドミド水和物、セルジーン)に対し
「濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫」
を追加する新効能・新用量
について審議する。

リツキシマブと併用。(R2:アールスクエア)。

レナリドミドは、多発性骨髄腫、5番染色体長腕部欠失・骨髄異形成症候群、R/R-成人T細胞白血病リンパ腫に対し既承認。

意外と早かった。あとは薬価。適応拡大で使用量が増えれば下がるはず。

この他にも同日、アレセンサカプセル150mg(アレクチニブ塩酸塩、中外)に対し「ALK融合遺伝子陽性の未分化大細胞リンパ腫」を追加新効能・新用量も審議予定。

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新型コロナウイルス肺炎は深刻化。経済にも影響。内閣、厚労省は甘い。まず正しい情報を政府が収集し、情報公開を。
この期に及んでもマスクを推奨しない。

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バーンズ・サパー   (維持療法中)

1月25日は18世紀のスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの誕生日。彼が収集したスコットランド民謡は、日本でもAuld Lang Syneは『蛍の光』として、Comin Thro' The Rye(ライ麦畑で出会ったら)は『故郷の空』として親しまれている。

トロントに短期滞在していた時、大学の先生がスコットランド系移民コミュニティ会の重鎮でバーンズの誕生日を祝う『バーンズ・サパー(ナイト)』に誘ってくれた。

参加者がバーンズの詩を朗読したり歌を皆で歌う。スコットランド訛り朗読は全く分からなかった。この会ではスコッチウイスキーとハギスという伝統料理が供される。

ハギスは羊の臓物の大きな詰め物で彼らはスコッチウイスキーに合うというのだが、私にとっては激マズだった。なんというか脂っこいのにパサパサした食感がだめ。当時の出席者にも手は付けなかった人が多かったと思う。特にフランス系の人たちは名前を聞いただけで嫌な顔をしていた。

ただし、シカゴで食べたハギスと付け合わせの neeps & tatties(黄蕪と芋のマッシュ)は悪くはなかった。料理人次第なんだろうね。

バーンズの作詞では
"My Love is Like a Red Red Rose"が好き。

スコットランドは、経済・産業の中心。EU残留派も多数でUKからの分離独立の意が昔から強い。どうなるんだろうね。

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レオとジジの日々 185        (維持療法中)

 ノルウェージャンフォレストキャットのレオ
 相変わらずの腹減らしで夜に(腹減った、何かくれ)と煩い。体重は維持しているので増やしたくない。今までは朝に多め、夕は少なめの配分だったが、総量は同じで朝は少なく、夕、夜(昼は寝ている)に分けて与えることにした。面倒だが、それで煩いのは多少おさまった。
「朝三暮四」
一度に沢山食べさせなくなったのでお腹の調子もいいみたい。

🐈🐈🐱😻😺😼🐕🐕
🍜 YouTubeチャンネル・インドのGranpa Kitchenのおじいさんが亡くなりアップが少なくなった。最近ハマっているのが四川の女性「李子柒」と雲南省の少女「滇西小哥」のチャンネル。どちらも中国の田舎で地元の食材で黙々と料理を作るだけだが、豪快かつ手際の良さ、実に美味そうな料理。 後者では可愛い弟の阿豪、賢いワンコ(大王)など雲南の景色と相俟って張芸謀監督の昔の映画のように美しい。
🌶️ スパイスは大好きで欠かせないが、激辛は苦手。でも最近、汗をかいていないので辛いカレーを食べた。大汗をかいたら気持ちが良かった。
⛩ 早稲田・穴八幡『一陽来復』、隣の
方生寺『一陽来』のお札をいただいた。冬至に恵方に供えるのがベストだが、節分でもよし。冬至は混むからね。神保町うなぎ屋のも交換。今年の恵方は申酉の間(西南西)。
🍚 穴八幡の交差点向かいにあった蕎麦屋の三朝庵がファミマになっていた。一昨年閉店したそうだ。蕎麦屋のカツ丼発祥の店で風情があったのに残念。女将さんにもやさしくしてもらった。
👧 年明け初めて我が家に来た。『アケマシテオメデトウゴザイマスコト・・シモヨロシクオネガイマ・・・」(ペコ)練習してきたようだ。数は1から12まで数えられる。これにも驚いた。なぜ12?、12階に住んでいるから。あーなるほど。もう赤ちゃんではないのがとても寂しい。

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頻尿   (維持療法中)

若い頃から、他人と比べれば排尿回数は多いが、それが病的だとは思っていない。夜間も起きることは少ない。テレビのインチキ健康番組や健康食品のCMでは昼間8回以上の排尿を「頻尿」と言っているが、根拠はない。

日本泌尿器学会の説明にも「1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも、自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。」となっている。

しかし、昨年あたりから時々おかしいと思うようになった。少ない時もあれば、多いと感じる時もある。現役の頃は、夜、会食時にビールを酌み交わし、二次会でまた水割りを呑んだので、その後の排尿回数は翌日まで多くなった。今はそういうのはないし、一日の水分摂取量はそれほど変動しない。だから排尿回数も安定していた。

自分の場合はそれが腎臓の調子によるのではないかと思っている。データとしてはまだ少ないが、血圧と尿量・回数とが反比例しているように見える。年のせいもあるが、いろいろ服薬をしているのでそれが関係しているようにも思える。

長編映画を観る時には、水分を事前に控えた。トイレを我慢できない年寄りが次々抜けていくのを観ていると若干の優越感を覚えるのだが、果たしてそれは健康には悪いのではないかと思っている。

ハローワークで職探しをしていると、多くの職種、コンビニの店員、交通誘導員、運転手、製造ライン、引越し業者などでトイレを長時間我慢することを強いられていることが分かった。今の私にはできないし、若い人だって健康には良くないと思う。

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今日は暖かくなるみたい。予定はないけど外出しようか。マスクしてね。
感染者国内2例目も武漢から。水際作戦は?

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米のがん死亡率低下   (維持療法中)

米国における16年から17年のがん死亡率が2.2ポイント低下し、過去最大の下げ幅を記録したと、米国がん協会(ACS)が発表。(解説

  最も低下したのはメラノーマで、ロシュのBRAF 阻害薬ゼルボラフ®やBMSヤーボイなどの治療薬の登場が死亡率低下につながったとのこと。

がんだけ見れば、あるいは特定のがん種だけみれば日本の死亡率の変化はアメリカより悪いように見えるが、他の疾患(ドラッグも含める)を含めた死因や医療制度などいろいろな面で異なるので単純比較はできない。

ただし、肺がんだけは喫煙率との関係から見ればアメリカの方良いといえるだろう。

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やっと中国政府が発表。やはり不気味。「SARSより感染力、毒性が低い」という専門家の言は信用してはだめ。実際に死者が出ている。

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CLL、zanubrutinibとイブルチニブ   (維持療法中)

「CLL:zanubrutinibがイブルチニブとフェイスオフ」
年初のOncLive®にそんな題名でCLL治療についてのレビュー。

中国BeiGeneのzanubrutinib (Brukinsa)は、イブルチニブ(イムブルビカ)と同様のBTK阻害薬。CLLに限らず他の低悪性度B細胞リンパ系腫瘍、FL、MCL(FDA既承認)に対しての治療に期待されている。
zanubrutinibは、第三世代BTK阻害薬とされ、イブルチニブより選択性が高いので、CLLで顕著な活性を示すらしい。選択性が高いので毒性も低いとのこと。

別の治験だがBTK阻害薬とリツキシマブ併用の治験ではFLで奏効率80%が示されている。

このレビューではイブルチニブとのCLL/SLL比較治験についての解説。

一方で、昨年のASHでは再発CLLにBCL-2阻害薬ベネトクラクス(Venclexta)単剤が奏功したとの発表があった。別にベネトクラクスとイブルチニブ併用でMRDネガティブになるとの報告もあった。

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シアトルで新型コロナウイルス肺炎確認。不気味。

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DLBCLにPola-BRまたは Pola-BG   (維持療法中)

昨年のASHではDLBCLやFLに対しポラツズマブ・ベドチン(Pola)+αについての治験結果が複数見られた。

Polaは抗CD79bモノクローナル抗体と微小管阻害剤 MMAEを結合したADC。

R/R-DLBCLに対してはBR併用(Pola-BR)でFDA,EMAで承認されている。

年初のJCOで移植不適応のR/R-DLBCLに対するガザイバ+ベンダムスチン併用(pola-BG)Ⅰb/Ⅱ相治験とpola-BRとBRの比較治験の結果が掲載。(加、米、英、豪、韓、トルコ)
シングルアームコホートで、pola-BGのCRは29.6%、OS中央値は10.8ヶ月。
pola-BRとBRの比較では、無作為割付コホートで、CR(40.0% v 17.5%)、PFS(9.5 v 3.7ヶ月)、OS(12.4 v 4.7ヶ月)とBRより有意に優れ、死亡リスクを58%下げる。」

(この報告ではpola-BRがpola-BGに勝るように見えるが、比較はできないだろう)

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新型コロナウイルスは人から人への感染と報道。ただし、報道されているだけで確認はされていない。N95マスクまでは必要ないが、通常のマスク、手洗いは必須。まだマスクを否定する非科学的な「専門家」がいる。

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FLのCREBBP変異、HDAC3阻害   (維持療法中)

エピジェネはよく分からないが、昨年のASHでも例えばヒストンメチル化酵素であるEZH2の阻害薬、タゼメトスタットについてFLをはじめとするB細胞NHLで好成績をあげているとの発表があった。

年初にHDAC3阻害薬に関するMDACCのマウスレベルの研究
CREBBP*(CBP)遺伝子変異を伴うFLとDLBCLにHDAC3阻害薬が新しい治療法になるかもしれない、というもの。

B細胞リンパ腫で、CREBBP(とEP300)変異が原発腫瘍に頻発しており、また再発時にも変異が生じていることが報告されている。(Nature 471, 7337(2011))

これらの遺伝子は、遺伝子発現調節を行うアセチル基転移酵素をコードしており、変異によってこれらが不活化され、細胞増殖や抗がん剤への応答にも影響するらしい。だからHDAC阻害薬が有効だろうということは分かっていた。

この辺りの研究は日本でも進んでいるので期待したい。

*CREBBP遺伝子:ヒトでは16番染色体上にあり、CREB-binding proteinをコードする遺伝子

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今週はやや暇。体調もまずまず。雑用を済ます計画。
新型コロナウイルス肺炎は心配。SARSのときと同じで中国政府は情報をコントロールしている。

 

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