鳴らせばいいってもんじゃない-その2 寛解後589日目
高校のときの同級生で丁度一年前、くも膜下出血で緊急手術した友達が最近こぼしていたことです。彼は現在「高次脳機能障害」でリハビリ中ですが、半側空間無視(寛解後552日目参照)で左側の注意ができないのです。ですから左側にいる人にぶつかったり、左側から来る車にはヒヤヒヤして、私が付き添うときも必ず私が左について歩きます。彼の日課は、雨が降っても2時間のウオーキングから始めるそうです。車がいない歩道や遊歩道を選んで歩くそうですが、何度も「殺されそうになった」そうです。誰に?と聞いたら「中高年の自転車オヤジと中学生のチャリ暴走族」と答えが返ってきました。
私の町では歩道は細く凹凸が激しいので、チャリは車道を「暴走」します。自動車用の右折ラインにも平気で入ってきます。彼の住んでいる町は裕福で、広くて平坦な遊歩道が直線状に整備されているので、これらの自転車は我が物顔で暴走しているとのこと。特に後からベルをケタタマシク鳴らしながら左側を疾走されると生きた心地がせず、2回ほど「当て逃げ」もされたそうです。流石にこの時は交番に届けたそうですが、警察官はまともに取りあわなったそうです。最近はいい歳をして元気なのをいいことにロードバイクを趣味とする中高年が増えているといいます。彼らは小金でバッチリと装備を整え、フレームや他の部品に凝り、能書きを一くさり言いますが、マナーは最低だ、と彼は言っています。私の町で自動車道を危なっかしく走っている中高年を見ると、そうなのかもしれないと思います。また彼にしてみればこんな病気でなければ自分も疾走してみたいのでしょう。それができない無念さも理解できます。中高年は中学生と違うのだから、交通規則やマナーを守ることは当然だし、弱者への心遣いも欲しいと思います。私も1年ほど前、リンパ腫治療の影響で足取りが覚束ないとき、高齢者の乗る自転車に後からぶつけられました。そんなにスピードは出ておらず、私の方が身体が大きかったので、自転車の方が倒れたのですが、そのおじいさんも足が悪く、自転車が止まると立ち直るのに苦労するようでした。ですからベルを鳴らし続けて歩行者が避けてくれるだろうと思って走っていたようです。私もベルの音は聞こえましたが、当時の足の具合では咄嗟には避けられなかったのです。 場所は歩道ですが、違法駐輪で狭くなっていて、私もおじいさんも弱者に不親切な街づくりの被害者なのかもしれません。
前歯に仮歯をいれているので、硬いものが噛み切れません。昼食はもっぱら柔らかめのもの。昨日は九段下の「満留賀」で鴨南蛮蕎麦を食べました。本鴨を使い三つ葉と柚子が入った「正しい」鴨南蛮。 老舗だそうですが、気取って無いところが良かったです。特に女将さんの応対に気持ちがこもっていました。
鼻風邪を引きました。実に4,5年ぶりです。リンパ腫治療前はもちろん元気でしたし、治療中、後もマスク・手洗いを欠かず予防していましたが、油断しました。調子に乗って人混みに出すぎたせいと思います。
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