子どもの貧困が深刻化? 寛解後199日目
最近、「どこの子どもが幸福(不幸)か?」といった記事が2つ。
まず昨年ニューズウィークリー12/10で「オランダの子供が世界一幸せな理由」という特集。UNICEFが調べたヨーロッパ・北米21カ国の幸福度を種々の観点から調べた結果、オランダ・北欧が上位で、イギリス、米国が最下位になったというもの。オランダの子どもは「学校大好き、親とも仲良し」だそうです。この特集に対してのブログでの反響も大きかったようですが、私はオランダと
オランダ人を知っていますし、UNICEFの調査ということもあり、話半分として読みました。ただし、オランダの子育ての「3R」(Rust「睡眠、休息」 Regelmaat「規則正しさ」 Reinheid「清潔さ」)には考えさせられました。 アメリカではどちらかというと子どもには適度な刺激を与えるのに対しオランダでは穏やかに静かに育てるという。また子どもの睡眠時間もオランダが一番長いのだそうです。規則正しさというのは、テレビは1日1時間で午後6時には家族そろって食事ということ。25年前のアメリカもこうでしたが、今は日本のニンテンドーがこの規則正しさを崩壊させたようです。もちろん日本は言わずもがな。
一方、昨日の日経で「深刻化する子どもの貧困」と題して、国立社会保障人口問題研究所(こんなのがあるんだ)の室長さんが、日本の高齢者の貧困率が改善する一方で子どもの貧困率が悪化しており、医療・教育などの社会保障を他国並みに充実させなければならないと主張しています。この室長さんが頭が良すぎるのか、日経の経済面(なぜ?)での解説記事のためなのか、言いたいことがいまひとつ理解できません。 この室長さんは「子どもの貧困の問題の深刻さに目を向けよ」「国民の貧相な貧困観を改めよ」と結論づけているようです。 室長さま、あなたは言う相手を間違っていますよ。 日本の貧困層の子どもさんの恵まれない環境については、例えば健保が無い子どもが相当いるなど本当に深刻だと思います。 しかし、子どもの基本的人権(教育・医療など)は国家が責任を果たすものです。室長さまがおっしゃるとおり国民が「貧相な貧困観」をもっているのなら、それは国の説明責任不足。 また、室長さまは、子どもの虐待は親が貧困だからとお金の問題のみので分析してますが、そんなに単純ではないのですよ。
「貧相な貧困観」を改める必要があるのは室長さまはじめ日本の役人やメディアです。
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